東京都議補選(立川市、定数2、立候補3、15日投開票)が告示された6日、市民と野党が共同した鈴木烈(れつ)候補(49)=立憲民主党公認、日本共産党・社民党・れいわ新選組・生活者ネット・緑の党支持=が第一声を上げ、「人に冷たい自民党政治、その亜流の政治を終わらせ、東京から人に優しい政治に変えよう。都政に送ってほしい」と訴えました。
鈴木氏は「外国で企業を経営してから帰国し、日本では行き過ぎた規制緩和で多くの人が不安定な雇用に置かれているのを見て、政治を変えなければと痛感した」と強調。①都政から学校給食の無償化②有機フッ素化合物 (PFAS)の実態把握と原因究明③望まない非正規雇用をなくすーという三つの政策を示しました。
立憲民主党の手塚仁雄、大河原雅子、日本共産党の宮本徹の各衆院議員も訴え。宮本氏は「学校給食の無償化、PFAS対策も都政で進めるため、市民と野党みんなで力を合わせれば政治を変えられることを、市長選に続いて示そう。共産党も全力で頑張る」と訴えました。
9月の市長選で市民の応援を受け初当選した酒井大史市長も駆け付け、「小学校給食の無償化、PFAS対策など選挙で公約した『市民に寄り添う政治』に取り組んでいる。鈴木さんを都政に押し上げてほしい」と語りました。
(しんぶん赤旗2023年10月7日付より)