❚ 自民に競り勝つ
東京都議2人が9月の市長選に立候補したのに伴う立川市の都議補選(定数2)が15日投開票されました。市民と野党の共同候補の鈴木烈(れつ)氏(49)=立憲民主党公認、日本共産党・社民党・れいわ新選組・生活者ネット・緑の党支持=が1万2141票(得票率29・12%)を獲得し、自民党前市議に91票差で競り勝ち初当選しました。市長選での酒井大史新市長誕生に続く勝利です。
午後10時15分すぎ、選挙事務所に当選の一報が入ると、詰めかけていた市民や支援者から「やった」「よっしゃ」の声が上がりました。事務所に姿を見せた鈴木氏は、拍手と「よかったね」との声、握手攻めにあいました。
鈴木氏は「市民と野党の共同で多くの友党、仲間の皆さん、酒井市長のお力で当選できた。都議として全力で頑張る」とあいさつ。記者団に対し、選挙で訴えた(1)学校給食無償化(2)有機フッ素化合物(PFAS)対策(3)望まない非正規雇用をなくす―などの政策に取り組むと語りました。
事務所には日本共産党の松村亮佑立川・昭島地区委員長、上條彰一、永元香子両市議も駆け付け、当選を喜び合いました。
結果詳報は次の通り。
◆東京都補(立川市)2―3
当伊藤 大輔48都ファ新 17499
当鈴木 烈49立新 12141
木原 宏47自新 12050
▽自27(27)都ファ27(26)公23(23)共19(19)立15(14)ミライ4(4)維1(1)生ネ1(1)緑1(1)諸1(1)欠8(10)、議席占有率14・96%(同)
(投票率27・39%)
(しんぶん赤旗2023年10月17日付より)