日本共産党の笠井亮衆院議員、吉良よし子、山添拓両参院議員は3日、東京都新宿区のJR新宿駅東口で、「無差別殺戮(さつりく)は許されない。イスラエルのガザ地区侵攻はただちに中止を」と宣伝しました。
吉良氏は「イスラエルのガザ空爆で民間人8500人が死亡した。人道的停戦を求める国連総会の決議に日本政府が棄権したのは、イスラエルを支持する米国に忖度(そんたく)するもの。即時停戦へ声を上げよう」と呼びかけました。
山添氏は「岸田文雄首相は国会で私が質問しても、停戦を求めると答えなかった。日本政府こそイスラエルとハマス双方に停戦を働きかけるべきだ」と語りました。
笠井氏は「戦争をやっている場合ではない。世界で力を合わせ、即時停戦させるべきだ。日本は憲法を生かして外交を」と訴えました。
訴えを聞いた江東区の女性(61)は「とにかく即時停戦してほしい。自分に何ができるかと考え、ここに来た。日本政府は米国の顔色をうかがってばかり」と話しました。
埼玉県の介護福祉士の男性(30代)は「介護した高齢者から『戦争で家族が離れ離れになった』『恋人が戦争に行き、帰ってこなかった』と話を聞いた。戦争させてはいけない」と語りました。
(しんぶん赤旗2023年11月4日付より)