日本共産党の笠井亮衆院議員は20日、都内のイラク大使館を訪れ、ウィサム・アッサラフ臨時代理大使に、志位委員長が6日に発表した声明「ガザでのジェノサイドを許すな」を手渡し、懇談しました。
アッサラフ氏は、笠井氏の訪問を歓迎し、イスラエルによるガザ攻撃について、「イスラエルが国際法を順守することが重要だ」として即時停戦を主張。日本政府が国連安全保障理事会の非常任理事国、来年1月からの国連人権理事会の理事国として役割を果たすことを期待すると述べました。
笠井氏は、「国連憲章と国際法を守れで、協力することこそ平和をつくる道であり、人道危機に終止符を打つため力を合わせたい」と応じ、日本政府に対し、ガザ攻撃を国際人道法違反だと認め、即時停戦を求めるよう迫る日本共産党の立場を説明しました。
懇談には、イラク大使館のアンワール・アレッサ参事官が同席しました。
(しんぶん赤旗2023年11月21日付より)