日本共産党の穀田恵二国対委員長は22日、国会内で記者会見し、ニューヨークの国連本部で開かれる核兵器禁止条約第2回締約国会議(11月27日~12月1日)に、笠井亮衆院議員(日本共産党国際委員会副責任者)を党の代表として派遣すると発表しました。
穀田氏は、「会議に出席する笠井氏が、議長に要請文を提出し、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)や日本原水協(原水爆禁止日本協議会)などとも協力しながら各国政府への要請、国会議員会議や関連行事への参加など積極的な活動を展開する」と紹介。世界で唯一の戦争被爆国である政党として会議を歓迎し、発効から3年を迎える条約の規範力を生かして、第1回締約国会議で採択された「ウィーン宣言」と、核兵器使用と核実験の被害者支援を含む「行動計画」の具体化が進むよう努力したいと表明しました。
また、「日本政府がオブザーバー参加をしないことはきわめて遺憾だ」と指摘しました。
(しんぶん赤旗2023年11月23日付より)