❚ PFAS汚染原因究明を
米軍横田基地を抱える東京都福生(ふっさ)市で26日、「オスプレイはいらない」「PFAS(有機フッ素化合物)汚染の原因究明を」と訴える集会とアピール行進が行われ、650人(主催者発表)が参加しました。主催は労働組合や平和団体などでつくる実行委員会。
東京地方労働組合評議会の矢吹義則議長が「国際社会で連帯し、ガザの悲惨な戦争を止めよう。横田基地周辺には多くの学校、病院、保育園があり、住民は欠陥機オスプレイの飛行で不安な生活を送っている。『横田基地もオスプレイもいらない』の声を広げ、平和な日本をつくろう」と主催者あいさつしました。
「横田基地の撤去を求める西多摩の会」の寉田(つるた)一忠事務局長、日本平和委員会の西村美幸事務局次長が報告。寉田氏は「米軍は中国をにらみ、横田基地を機能強化し、戦闘機も飛来させている。PFAS汚染も広がっている」、西村氏は「日本の軍事要塞(ようさい)化に反対する運動が各地で広がっている。基地増強、軍事同盟拡大という戦争への道を止めよう」と訴えました。
日本共産党の宮本徹衆院議員・東京比例候補、吉良よし子参院議員、曽根はじめ都議、社民党都連の青山秀雄代表が紹介されました。宮本氏は「ガザ停戦を求めず、国民の暮らしにも寄り添わず大軍拡を進める岸田政権を退陣に追い込もう」とあいさつしました。
(しんぶん赤旗2023年11月27日付より)