東京都心を低空で飛行する羽田空港の新ルートの中止を求めて、港区民有志は25日、六本木や西麻布の繁華街を通り、都立青山公園までパレードしました。
「みなとの空を守る会」が主催したもので、今回で10回目。出発集会で、同会の原尻紘明共同代表が「暮らし、安全、平穏な生活を守るために声を大きくしよう」と訴えました。
集会では、日本共産党の田村智子副委員長・参院議院(衆院東京比例候補)、大山とも子都議があいさつ。田村氏は、港区議会で国交省に住民説明会の開催を求める請願が全会一致で採択されたことを示し「みなさんの要求は道理あるもの。超党派で運動を広げましょう」と激励しました。
パレードには党港区議団も参加。立憲民主党の海江田万里衆院議員がメッセージを寄せました。
参加者は「住宅や学校、病院の上を飛ぶな」「静かな環境を守ろう」などとアピールしました。沿道から「頑張れ」などの声援が飛びました。
(しんぶん赤旗2023年11月28日付より)