❚ 共産党都議団など知事に申し入れ
米軍横田基地(東京都福生市など)所属のCV22オスプレイが鹿児島県屋久島沖で墜落した事故について、日本共産党都議団と多摩地域の党市町議員らは30日、小池百合子都知事宛てにオスプレイの全機飛行停止と横田基地からの全面撤去などを申し入れました。
申し入れは、▽事故機の乗組員の探索に全力を挙げ、原因究明と同時にオスプレイをただちに全機飛行停止すること▽米軍横田基地へのオスプレイ追加配備計画を中止し、オスプレイを撤去すること。自衛隊立川基地へのオスプレイ飛来を今後一切中止すること―の2項。多摩地域18市町の党議員団も連名しています。
対応した都の松木進基地対策担当課長は、米軍や国に対し安全性が確認されるまで飛行停止措置を講ずることなどを要請したと答えました。
参加した市議らは、「多くの住民が危惧している」「安心して住めるような都をつくってほしい」といった住民の声を伝えました。
尾崎あや子都議は「小池都知事は『都民の命を守る』と言うが、オスプレイの事故があったら都民の命は守れない。都民を守るために先頭に立って、『オスプレイはいらない』と国やアメリカに直接申し入れをしてほしい」と訴えました。
(しんぶん赤旗2023年12月1日付より)