❚ 初質問は学生支援 仲間がいる強み 実感
私の名前には「地平線のような広い心を持った人間になってほしい」という両親の願いが込められています。普段は意識していませんが、そういう人間になりたいとは思います。
入党したのは大学生の時です。高い学費と奨学金返済の不安で悩む友人、やる気のない日本の気候危機対策、日本政治を本気で変える綱領を持つ日本共産党が大きくなれば自分のまわりも少しずつ変わるだろうとの思いでした。
大学4年の時、党の専従にならないかと誘われて決意しました。機関紙活動や青年学生運動を担当しました。若い世代が抱える働き方や学びの悩みと向き合いながら、世の中を変える生き方として党綱領と科学的社会主義を語る中で、これまで10人以上の青年を党に迎えました。
担当なし?!
6月議会の初質問では、大学生への支援を取り上げました。質問を準備するなかで、市の職員が「担当課がないのでどこが回答すればよいか」と困っているのを見て、大学生には行政の目が本当に届いていないことに驚きました。
府中市で前例はなくても他の自治体でとりくんだ事業を紹介しようと、近隣の共産党議員から話を聞きました。狛江市の学生への給付金や八王子市の奨学金返済支援などの例を紹介し、府中市でも実施をと求めました。全国でともにがんばる仲間がいることは日本共産党の大きな強みだと実感した議会でした。
府中市では今年10月から半年間、学校給食無償化が実現しました。市民と一緒に声をあげて政治を動かしたことは、私にとっても貴重な経験になりました。ぜひ継続させたいと思います。
ツーリング
議員になって慌ただしい日々のなかで、気分転換はツーリングです。休みがとれるとバイクで遠出します。実は最近できた趣味です。コロナ禍で家にいることが多かった時、いつも「赤旗」配達やビラ配りに使っているバイクで奥多摩に出かけてみたら、すごくよかった。自然の中に身を置くのは最高に気持ちがよいです。
いま、私は一緒に党活動にとりくむ人を増やすために力を入れています。8月には市政報告会に参加してくれた50代の日刊紙読者を党に迎えました。党大会に向けて強く大きな党を府中でつくるためにがんばります。
(しんぶん赤旗2023年12月10日付より)