日本共産党文化後援会は14日、東京・新宿駅前で「ガザでのジェノサイド許すな」「大軍拡・大増税にNO!」「くらしと文化、平和をまもろう」と街頭宣伝を行いました。各分野の文化人や宮本徹衆院議員がマイクを握りました。司会は俳優の小泉美果氏。
宮本氏は「物価高騰で国民が苦しむなか、政治家は裏金で脱税まがい。徹底的にウミを出し切り、安倍派だけでなく自民党丸ごとの不正を解明し政治の大掃除をする。日本共産党が出した、パーティー券を含め全ての企業・団体献金の禁止法案が、国会で審議され成立するよう世論で後押ししてほしい。次の総選挙で金にまみれた腐敗政治を終わりに」と訴えました。
書家の山内金久氏はアダモの反戦シャンソンと、「キーウの鳥の歌」のトランペット演奏を披露し、「誰のどこの戦争も反対」と訴えました。作家の井上文夫氏は「国家の利益を最優先するから侵略戦争が起こる」と利益第一からの脱却を求め、俳優の金子幸枝氏は「コロナ禍でいくつも劇団がつぶれた。文化がないと人は生きていけない」と文化への公的支援の必要性を訴えました。映画監督の桂壮三郎氏は「平和憲法があるから自衛隊は海外で一人も殺さなかった」と述べ、同後援会事務局長で舞台監督の前野秀雄氏は「憲法通りの国づくりができれば、本当に豊かで文化や暮らしが充実した国になる」と憲法の大切さを強調しました。
(しんぶん赤旗2023年12月15日付より)