能登地震 党都議団が都に要求

❚ 要望把握 支援迅速に

 日本共産党東京都議団(大山とも子団長、19人)は4日、能登半島地震被災地に必要な支援を迅速に行うよう、小池百合子知事宛てに申し入れました。

東京都総務局の担当者に申し入れる日本共産党都議団=4日、都庁(しんぶん赤旗提供)

 申し入れでは、被害の実態が徐々に明らかになり、現地で救援活動に取り組む議員らに「避難所に必要な量の食料が届いていない」「不安で睡眠がほとんど取れない」「仮設トイレが足りない」などの声が寄せられていると紹介しました。

 被災地の要望に迅速に応えるため、被災地の実態・要望の把握に努め、人員派遣など支援を迅速に行うとともに、▽食料や飲料水、トイレ、段ボールベッド、生理用品など救援物資を被災者の手元に届け切る▽医療・介護スタッフなど専門家の派遣▽透析や糖尿病治療薬、精神保健など治療が必要な分野や薬剤の支援▽ライフライン・インフラ復旧▽広域避難者を受け入れる都営住宅や公共施設、民間居住・宿泊施設の確保▽被災自治体での行政機能の維持や復旧復興事務の支援―を行うよう求めました。

 都総務局の保家力・総合防災部長が応対しました。

(しんぶん赤旗2024年1月6日付より)

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