共闘再構築で政治変える|新春随想

❚ 宮本徹(衆議院議員、衆院東京比例予定候補)

元旦は4年ぶりに高尾山でのあいさつからスタート。続いて、久米川駅(東村山市)前で、恒例となってきた立憲民主党と日本共産党ののぼりを並べての、野党共同スピーチに参加。今年は新旧交代した立憲民主党の清水たけふみ市議が新たに参加し、藤田雅美前市議も「市議会議員は引退したが、野党共闘を広げる活動は続けていく。金権腐敗政治を終わらせる政権交代を」と力が入ります。

政治を動かす主役は一人ひとりの国民だということを改めて実感するスピーチでした。

裏金疑惑が大問題になるなか、「自民党支持をやめました」「目先の利益しか考えない政治はダメ」など声がかけられます。自民党政治に代わる政権構想を示す野党共闘を再構築できるかがいよいよ重要だと感じています。

まずは、能登半島地震の被災者の救援と生活・生業(なりわい)の再建です。救援募金に取り組んでいると「被災者の公的支援が乏しすぎる」「降下訓練よりも、被災地に自衛隊ヘリは集中すべきだ」など、被災地支援の強化を願う声が寄せられます。ここでも、政治のあり方が鋭く問われています。大軍拡よりも、被災者支援、暮らし優先へ、政治を変える輪を広げて、新しい政治をつくるうねりを起こしましょう。

(しんぶん赤旗2024年1月13日付より)

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