支援現場でいつもの正月|新春随想

❚ 谷川智行(衆院東京比例予定候補)

 年末年始を支援現場で過ごすのは早いもので16回目。わたしにとっては、いつものお正月です。食料配布には、池袋で約350人、新宿で720人が並ばれました。経営していたお店が倒産し途方に暮れておられた方の姿が目に焼き付いています。

 路上やネットカフェで生活されている方が中心だったコロナ前と違い、今は家がある方、仕事や年金収入がある方がほとんど。健康保険証がない方、持っていても医療費の負担ができず病院にいけないという方も大勢おられます。財界いいなりに人々のくらしを犠牲にしてきた自民党政治がもたらした災害そのものです。

 アメリカ言いなりに軍拡を進め、財界のもうけのために雇用や社会保障を壊し、保険証廃止やカジノのための万博に突き進み、自らは裏金づくりに邁進する。腐敗した自民党政治を終わらせる年にしなければと決意を新たにしています。総選挙での日本共産党の躍進で、希望の政治を実現するために、候補者として全力を尽くします。

 現場での支援活動は、今後もずっと続けるつもりですが、それ以上に、こういう活動が必要ない日本にするための政治こそ、わたしがやるべき一番の仕事だと思っています。その思いを強くするためにも、やはり現場に立ち続けます。

(しんぶん赤旗2024年1月16日付より)

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