住民に開かれた市政へ 府中市長選 甲田候補訴え

訴える甲田氏=21日、東京都府中市(しんぶん赤旗提供)

21日告示(28日投票)された東京都府中市長選で「市政を変える会・府中」の甲田直己候補(68)=無所属新、日本共産党・生活者ネットワークなどが支援=は第一声で「市民と議論ができる開かれた市政にする。憲法に基づき、市民の願いにお金と寸法を与えて実現する市政へ変えよう」と訴えました。

 甲田氏は同市で起きた官製談合事件を厳しく批判し、背景に自民党中心の癒着となれ合いの市政体質があると指摘。「府中市の保守市政、自民党市政を改めないといけない」と強調しました。

 甲田氏は、非正規化された市職員の待遇を改善し、「相談して良かったと思える、隠し事のない開かれた市役所に変える」と表明。学校給食費の無償化継続など、くらしの支援を訴えました。

 応援に立った同市の女性は「府中市は給食費を無償化したが、春で実施期限が切れる。今後も続けてほしい」と語りました。

 第一声で、日本共産党、生活者ネットワーク、無所属の市議がそれぞれ甲田氏を応援しました。

 市長選は甲田氏と現職の高野律雄氏(62)=無所属、自民党・公明党・国民民主党・都民ファーストの会推薦=の一騎打ちです。

(しんぶん赤旗2024年1月23日付より)

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