衆院東京15区(江東区)補選 腐敗政治絶つ共産党

❚ 宮本徹議員応援 小堤候補が訴え

 東京都江東区長選をめぐる地元区議の買収などで、公選法違反の罪で起訴された柿沢未途・元法務副大臣=自民党を離党=の議員辞職に伴う衆院東京15区補欠選挙(4月16日告示・28日投開票)で、日本共産党の小堤東(こづつみ・あづま)予定候補(34)は3日、同区内で宣伝し「自民党の汚職腐敗を終わらせましょう。私を国会へ送り出してください」と訴えました。

街頭で訴える小堤(右)、宮本の両氏=3日、東京都江東区(しんぶん赤旗提供)

 ともに街宣車の上でマイクを握った宮本徹衆院議員は「(自民党派閥の)裏金疑惑が国政を揺るがしている」として、「江東区で補選が行われる原因は柿沢氏の選挙買収。文字通り国政に決定打を与える、大切な選挙だ」と述べました。

 同区では、秋元司・元内閣府副大臣がカジノを中核とする統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で逮捕(一審実刑判決、控訴中)されており、同区選出の元自民党議員が2人続けて立件される事態に。柿沢氏は1日、懲役2年を求刑されました。

 小堤候補は「柿沢氏は裁判で罪を認めながら、『お答えを差し控える』と繰り返し、事実を明らかにすることを拒んでいる」と批判。また、「柿沢氏からお金をもらって在宅起訴された自民党の3人の区議は、辞職すらしていない」と述べました。

 その上で「共産党の議席が増えれば議会をクリーンに変えていくことができる」と指摘。昨年の区議選挙で共産党議員団が躍進し議案提案権を得たことにふれ、「党区議団が今年2月、3区議への辞職勧告決議案を出しました。世論の高まりを受けて決議案を超党派で出すことになり、可決されました」と紹介しました。

(しんぶん赤旗2024年3月4日付より)

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