衆院東京15区補選 酒井氏必勝へ女性が宣伝

くらしと政治をつなぐ

酒井候補(中央)を応援する女性議員ら=20日、東京都江東区

 衆院東京15区補選(江東区、28日投開票)で女性たちが20日、「女性の声が政治を変える」と豊洲ビバホーム前で宣伝し、市民と野党が共闘した酒井なつみ氏=立憲民主党公認=勝利を訴えました。酒井候補は、江東区で暮らす生活者の一人として区議を2期務め、市民と野党の共同候補として区長選をたたかった経験を紹介。「政治不信の壁を越えて、まっとうな政治を実現したい」と訴えました。

 立憲民主党の塩村あやか、高木まり、の両参院議員と各地の地方議員、市民団体、日本共産党の大つきかおり江東区議がマイクを握りました。一人ひとりの弁士が「誰もが自分らしく生きられる社会に」「女性のくらしと政治をつなぐ」などの手書きのプラカードを持ち訴え。「酒井さんが、がんサバイバーとして区議会で奮闘した実績を知っている。国会にぜひ送りたい」「女性議員が少なすぎる。女性の声で仕事や議員活動と家庭の両立の困難な社会を変えよう」などとエールを送りました。

 ジェンダー平等実現などを含む「確認書」を酒井候補と結んだ、「市民と政治をつなぐ江東市民連合」も応援に駆け付けました。

 マイクを握った、ジェンダー平等社会をめざす「フェミブリッジ」の西山千恵子さんは「医療従事者の資格と経験を持つ酒井さんが国会に入ることは本当に重要だ」と話しました。

 日本共産党は15区で独自候補の擁立を取り下げ、酒井氏の支援を表明し、当選に全力を尽くしています。

(「しんぶん赤旗」2024年4月21日付より)

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