暮らし中心の市政に

❚ 東京・福生市長選 牛久保氏が第一声

訴える牛久保まちこ市長候補=21日、東京都福生市(しんぶん赤旗提供)

東京都福生市長選(28日投開票、立候補2人)が告示された21日、「つながる福生」の牛久保まちこ候補(71)=無所属新、日本共産党推薦=は福生駅東口で第一声を上げ、「学校統廃合や公表施設削減、大型開発優先の現市政から、市民の暮らし中心の市政に変える」と訴えました。

牛久保氏は、現自公市政が小学校を7校から4校に統廃合し、公共施設を20%削ると表明する一方、大型商業施設を呼び込む福生駅西口再開発で多額の財源をつぎ込むことに、市民の批判が広がっていると強調。「文化やスポーツなど市民活動を支えてきた公共施設は充実こそ必要だ」と述べました。

100億円の積立金も活用して、少人数学級の実施や福祉バスの拡充、国民健康保険税・介護保険の軽減、若者が集えるスポーツ施設の整備、ジェンダー平等の市政をつくるとして、「市民の声を聞き、市民みんなで街づくりを進める市政に変えたい」と表明しました。

「つながる福生」の水上泰財・共同代表が牛久保氏への支持を訴えました。共産党の藤田りょうこ都議は「大企業言いなりで国民の賃金や年金があがらない国政から、市民の暮らしを守る防波堤が必要だ」と強調。岸田文雄政権が横田基地を日米共同作戦司令部にしようとする中、「福生から平和を発信する市長を」と訴えました。

(しんぶん赤旗2024年4月23日付より)

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