東京15区 酒井氏が都党訪問

❚ 田辺委員長“共闘 知事選でも”

 衆院東京15区補選(江東区)で勝利した、市民と野党の共闘候補の酒井菜摘氏(立憲民主党公認)が30日、日本共産党都委員会を訪れました。

 口々に「おめでとう」の声に出迎えられ、酒井氏は「多大なご支援を頂いた。本当にありがとうございます」とあいさつし、共産党の田辺良彦都委員長と握手しました。

 酒井氏は、江東区で続く議員の汚職事件に触れ、選挙中に町の反応が「温和な感じではなく“しっかりがんばってよ”という強い期待」に変わる様子を感じたと話しました。

 田辺氏は「攻撃はあったが、共闘の力を示すことができた。都知事選をはじめ、今後のたたかいにとっても大事な結果をだせた」と応じました。

 この選挙は、公職選挙法違反事件で有罪が確定した柿沢未途元衆院議員=自民党を離党=の辞職に伴うもの。酒井氏は4月、江東市民連合と、憲法無視の軍拡の否定などを含む「確認書」を締結。共産党は小堤東氏の立候補を取り下げ、酒井氏を支援しました。

(しんぶん赤旗2024年5月1日付より)

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