❚ 格差是正と平和訴え
東京都三鷹市では1日、第95回三多摩メーデーに約1300人(主催者発表)が参加しました。強い雨のなか、飾り付けたトラックでデモ行進し、格差是正や平和を訴えました。
戸久世洋樹実行委員長が「働く者の団結で生活と権利を守り、平和と民主主義中立の日本を」とあいさつ。
東京土建一般労働組合の参加者は、雇用改善を求める100万人署名に取り組んでいると紹介。能登で仮設住宅建設に従事するなどエッセンシャルワーカーであるにもかかわらず、低賃金・長期間労働で後継者が不足し、「25歳未満の大工は都内に780人しかいない」と話しました。
東京都教職員組合の参加者は、教員増と賃上げを要求しました。学校は教員不足で、2クラス合同の60人授業や特別支援学級で4学年の複式授業が行われているといいます。
日本共産党の宮本徹、笠井亮衆院議員、山添拓参院議員や地方議員、社会民主党の議員が参加。宮本氏は、本気の野党共闘の再構築を訴えました。
(しんぶん赤旗2024年5月2日付より)