金権腐敗一掃を

❚ 党都委員会が請願書名提出

 日本共産党東京都委員会は15日、金権腐敗政治の一掃を求める国会請願署名などの提出行動に取り組み、田村智子党委員長・参院議員(衆院東京比例候補)、小池晃書記局長・参院議員、山添拓政策委員長・参院議員らが駆け付けました。

「金権腐敗政治を一掃するための請願署名」を受けとる田村智子委員長(前列左から3人目)はじめ、東京都選出の党国会議員団=15日、衆院第2議員会館(しんぶん赤旗提供)

 金権腐敗一掃の署名は企業・団体献金の全面禁止と裏金づくりに関与した全政治家の証人喚問を求めたもの。この日までに1万2660人分を集め、田村、小池両氏らに署名を手渡しました。マイナンバーカード強制に反対する署名など1万人分余も託しました。

 行動には宮本徹衆院議員・東京比例候補、笠井亮衆院議員、吉良よし子参院議員、谷川智行、坂井和歌子両衆院東京比例候補も参加しました。

 田村氏は「みなさんが集めた署名をしっかり受け止め、国会に届けたい」と述べ、「国民の怒りを踏まえれば、裏金事件の徹底究明と企業・団体献金の禁止こそ求められるが、自民党は、全会一致で出席を求められた政治倫理審査会にも出ようとしない一方、危険な戦争国家づくりを進めている。多くの市民に知らせ戦争準備の動きを止め、憲法を生かした平和外交を進めるため全力で頑張る」とあいさつしました。

 小池氏も「自民党議員がテレビ討論で『裏金追及は自民党の力をそぐため』と言ったが、全く反省がない。自民党には、裏金という犯罪の究明の意思も能力もない。共産党を伸ばして政治を変えよう」と語りました。

 参加者が「署名を呼びかけると、自民党へのものすごい怒りと『しんぶん赤旗』、共産党への期待を感じる」(沢田しんご衆院東京13区候補)などと取り組みを交流しました。

(しんぶん赤旗2024年5月15日付より)

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