目黒区都議補選

❚ 宮本氏14%獲得 自民候補は落選

 東京都議補選(目黒区、定数2、立候補5人)は26日投開票され、日本共産党の宮本栄氏(62)=新=は7730票(得票率14・11%)で及びませんでしたが、「ストップ!裏金政治」を掲げ奮戦し、2022年参院選比例代表の1・6倍の得票率を得ました。小池百合子知事の応援を受けた自民党公認候補の議席獲得を許しませんでした。

 自民党は17年・21年の都議選、今年4月の区長選に続いて落選しました。小池百合子知事が事実上率いる都民ファーストの会は、4月の区長選に立候補した現職都議の後継を擁立できませんでした。

 宮本氏は選挙結果が判明した同日夜、区内の党事務所で「自民党の裏金政治への批判、区民生活の苦しみの声を多く聞いた。自民党が小池知事の応援を受けながら落選したことは、自民党と小池都政への区民の批判の表れ。選挙で訴えた、都営住宅の新規建設、緑を壊す大型開発中止、羽田空港新ルート中止を今後も求めていく」と語りました。

◆東京都議補(目黒区)2―5

 宮本 栄62新 7730(4)

 ▽自民27(27)都ファ26(26)公明23(23)共産19(19)立民15(14)ミライ4(4)維新1(1)緑1(1)生ネ1(1)諸1(1)無1(0)欠8(10)議席占有率14・96%(同)

 (投票率24・19%)

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