❚ 都議会 きょう開会 革新都政の会宣伝
革新都政をつくる会は28日、JR新宿駅東口で、都知事選前最後の定例会となる都議会第2回定例会(29日開会)を前にした宣伝に取り組み「都民に冷たい小池百合子都政を終わらせ、都知事選に立候補した蓮舫さんとともに、都民が希望を持てる都政に変えよう」と訴えました。
各分野の都民団体の代表が訴えました。
東京地方労働組合評議会の井沢智事務局長は「非正規雇用が広がる中で、中小企業の賃上げに向けた都の助成はすずめの涙。コロナ禍が拡大し多くの命が失われたなかで、五輪を強行したことは許されない。反自民、非小池都政の新しい都知事を」と語りました。
日本民主青年同盟の新田裕也都委員長は「高学費とコロナ禍で『大学進学をあきらめた』『生活が苦しく食費を削っている』などと語る若者が多い。最低賃金を時給1500円に引き上げ、学費値下げを」と述べました。
東京商工団体連合会の大内朱史(あかし)事務局長は「コロナ禍と物価高騰で中小業者の倒産・廃業が相次ぐのに、都の中小企業予算はわずかで、独自の物価高騰対策はほとんどない。都政を変えたい」と話しました。
革新都政をつくる会の中山伸事務局長は「市民と野党の共闘で蓮舫さんを都知事に押し上げ、自民党政治を支える小池都政を終わらせよう」と呼びかけました。
日本共産党の曽根はじめ都議は「都民の世論と運動で学校給食費の負担軽減を実現させたが、独自に無償化した23区と財政規模の小さい多摩地域との格差ができている。物価高騰や国民健康保険・介護保険の負担増で、非正規労働者や高齢者の生活は大変。都民生活に手が届く知事を選ぶため、全力で頑張る」と表明しました。
(しんぶん赤旗2024年5月29日付より)