いま 東京都政の大転換が必要です

知事代えれば変えられる 日本共産党都議団団長 大山とも子さん

 小池都政がこれ以上続いたら、都民のくらしも東京もボロボロになってしまうというのが実感です。都民のくらしに無関心で、都民の声を聞かず、財界ファーストの小池都政をチェンジしなければなりません。

 例えば、財界ファーストの再開発の象徴が神宮外苑再開発です。3棟の高層ビルを建て、イチョウ並木を危機にさらし、大量の樹木を伐採する計画に対し、近隣の小中学校の保護者の皆さんをはじめ多くの都民が、そして多くの著名人も声を上げました。

 しかし、小池知事は聞く耳を持たず、ネガティブキャンペーンだと切って捨てました。都立病院を独立行政法人化したのは、コロナ感染拡大の真っ最中です。こんな都政、続けさせるわけにはいきません。

 私たち日本共産党都議団は、毎年予算の組み替え提案をしていますが、今年度予算も、わずか3.8%を組み替えるだけで121項目の事業が実現することを示しました。例えば国民健康保険料の軽減やシルバーパスを無料にすることも、小中学校のすべての学年で35人学級を実現しすべての区市町村で学校給食を無償にすることも、都営住宅の新規建設を再開し5000戸建設し、若者への家賃助成などをすることもできます。

 都知事選挙で知事を代えれば、都民の命とくらし、中小事業者の営業を応援できる都政にすることは十分可能です。日本共産党都議団は、全力で頑張ります。

(しんぶん赤旗2024年6月12日付より)

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