蓮舫知事と都政転換─長沢都議候補ら演説

中野─山添政策委員長呼びかけ

 JR中野駅北口で14日、東京都知事選挙(20日告示、7月7日投票)での蓮舫候補と、同日投票の都議会議員補欠選挙(28日告示)の長沢和彦候補(62)=前中野区議=の勝利を呼びかける演説が行われました。

2024061509186
都知事選と都議補選での支持呼びかけをする(左から)山添、長沢、武藤の各氏=14日、中野駅北口

 山添拓参院議員・政策委員長は、国政同様都政も「向くべき方向が間違えている」と小池都政の転換を主張。都庁を照らすプロジェクション・マッピング、神宮外苑開発での緑の破壊を批判しました。蓮舫候補が都庁前での食糧支援の現場に足を運び、神宮外苑再開発を「立ち止まって考える」と述べたことに触れ、蓮舫候補の支援を呼びかけました。

 また共産党が過去に都議選で躍進した結果、要求実現が進んできたと指摘。都政前進のため、都議補選での長沢候補への支援を呼びかけました。杉並区選出の原田あきら都議も訴えました。

 都議補選は、長沢候補と小池知事与党の自民候補、都民ファースト候補とが正面衝突する様相です。

 長沢候補は6期24年の区議活動で、学校給食の無償化を区議会で初提案し、実施に至った経験を紹介。「人びとの粘り強い運動で政治が変わった」と強調し都政を変えようと呼びかけました。

 演説では、西沢圭太都議(立憲民主党)のメッセージ、中野生活者ネットワークの支援表明を紹介。無所属の武藤有子区議が「長沢さんの出馬表明はうれしい。都議会に送ろう」と訴えました。

 区内の病院に勤務の女性(27)は「神宮外苑などの都の大規模プロジェクトの本質が頭の中で整理され良かった」と述べました。

(「しんぶん赤旗」2024年6月18日付より)

タイトルとURLをコピーしました