都知事選と都議補選 一体でたたかい勝利を─北区

北区で決起集会 せいの都議候補・小池書記局長訴え

 東京都知事選(7月7日投開票)と、同日に投票日を迎える都議補選北区選挙区(28日告示、被選挙数1)を一体で勝利しようと21日、日本共産党北地区委員会と北区後援会が区内で決起集会を開きました。19日に立候補が発表された、せいの恵子候補=現区議=が「全力で頑張る」と決意表明。小池晃書記局長も発言しました。(小池氏の発言詳報はこちら)

せいの恵子都議候補(右端奥)の必勝を訴える小池晃書記局長=21日、東京都北区(しんぶん赤旗提供)

 冒頭、地区委員長の野々山研区議が補選の候補者選定の過程を報告。「都知事選で蓮舫候補に投票した人が都議補選で入れる人が必要だという期待の声を受けた。せいの氏は実績ある区議。蓮舫氏とせいの氏を新しい代表として送り出そう」と呼びかけました。

 小池書記局長は「都議補選は1人を選ぶ選挙だが、今回は、都知事選と一体のたたかい。党派を超えて、勝利に向けて全力をあげよう」と強調。「蓮舫知事が誕生すれば、知事を支える議会の力を大きくしなければならない」とも語りました。

 新社会党の福田光一区議も出席し、「せいの氏に区議会にいてほしいという思いもあるが、私たちも、せいの氏と蓮舫氏の2人と一緒に汗をかいていく」と表明。市民の立場から選挙に取り組んできた「みんなで選挙@東京12区」の橋本やすこさんは「市民団体がつながり、立憲野党と対等なパートナーとして活動してきた。市民と政党のパワーでこの選挙を大きく盛り上げていく」と述べました。

 これまで7期を務めてきた曽根はじめ都議は、せいの氏について「声を上げられない立場の人の声を聞き取る力のある人材だ」と紹介。最後に、せいの氏がマイクを握り、「短い時間に決断が必要で悩みぬいたが、これはチャンスかもと思って立候補を決めた。やるからには勝つ決意を固めている」と語って会場から拍手を受けました。

(「しんぶん赤旗」2024年6月23日付より)

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