神宮外苑の緑守るには 超党派議連が勉強会

 超党派の国会議員でつくる「神宮外苑の自然と歴史・文化を守る国会議員連盟」の勉強会が20日、国会内で開かれました。

 発起人代表の船田元・衆院議員(自民)が「今日は都知事選の告示日だが勉強会がこの日になったのは偶然」と述べ、「われわれは神宮外苑でおこっていることをつまびらかにし止めることが最大の目的。こういう形で活動を続けたい」とあいさつしました。

 続いて、日本イコモス理事の石川幹子東大名誉教授、弁護士の小島敏郎氏、経営コンサルタントのロッシェル・カップ氏、「明治神宮外苑を子どもたちの未来につなぐ有志の会」の加藤なぎさ代表が神宮外苑再開発の経緯や問題点、国連人権理事会作業部会の動きなどについて報告。石川氏は事業者は緑の保全の改善策について都環境影響評価審議会に変更届を出すとしており環境影響評価は手続き的に終わっていないことを強調しました。

 各党議員が参加。日本共産党から笠井亮衆院議員、山添拓、吉良よし子両参院議員が出席し、この間の国会での質疑にふれながら樹木の保全策や事業手続きについて報告者に質問し、意見を交わしました。

(しんぶん赤旗2024年6月24日付より)

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