蓮舫知事候補逆転勝利へ総力 党都委・後援会決起集会

補選5候補必勝も

 日本共産党東京都委員会と東京都党後援会は2日、投票(7日)まであと5日となった都知事選で蓮舫候補の逆転勝利と、都議補選で党が擁立した5候補の必勝をと決起集会を都内で開きました。

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蓮舫知事候補、党擁立都議候補の勝利をとこぶしを挙げる決起集会参加者=2日、都内(しんぶん赤旗提供)

 原田泰雄後援会副会長が開会あいさつ。小池晃党書記局長が「全都の奮闘で蓮舫知事候補への支援が広がり、『ひとり街宣』も行われている。蓮舫候補の訴えもどんどんバージョンアップしている。全党と後援会の総力を挙げ、蓮舫さんの逆転勝利と、都議補選で蓮舫知事を支える党議席を勝ち取ろう」と訴えました。

 田辺良彦党都委員長が報告し「陣営全体の頑張りで蓮舫候補への支持と共感を急速に広げ、小池百合子知事の背中が見えるところまで猛追している。やるべきことをやり抜けば逆転勝利できる。自民党への大きな怒りが広がり、都議補選でも議席獲得の可能性を開いている」と強調しました。

 自民党が都議補選で「萩生田(光一)都連会長と小池知事が直接調整している」ことを示し、「小池知事への1票は裏金自民党を喜ばせる1票だ。自民党への審判を都民に呼び掛けよう」と語りました。

 田辺氏は、▽20区の国民健康保険料が年収400万円の3人家族(40歳未満)で小池都政の8年間に34・5万円から46・5万円へ1・3倍に▽水道料金滞納者への訪問をやめ、給水停止が1年で倍増―など「都民の暮らしに無関心」という小池都政の最大の弱点を鋭くえぐり、子どもの保険料ゼロなど蓮舫候補の公約、党の政策を語ろうと提起しました。

 また、▽「財界ファースト」の象徴の神宮外苑再開発で、事業者の三井不動産と都政の深刻な癒着が党と「しんぶん赤旗」の調査で判明した▽都民の声を聞きボトムアップで政策を充実させる蓮舫候補と、公開討論会で質問に答えられず出席も拒む小池知事と政治姿勢でも対比が鮮明になった―ことを示しました。都議補選でも「共産党ならではの都政転換の夢と希望を語ろう」と述べました。

 田辺氏は、選挙最終盤で有権者の過半数の支持を獲得し逆転勝利するため、▽蓮舫候補の政策と勢いを示す駅頭や商店街などでの大宣伝▽SNSでのバナーや動画の発信と拡散▽対話・支持拡大の遅れを打開し大飛躍をつくる▽党づくりを前進させる―ことを提起しました。

(しんぶん赤旗2024年7月3日付より)

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