都議補選・府中 原のり子都議が応援
東京都知事選挙(7日投票)と同日に行われる都議会補欠選挙まで残り数日となり、選挙戦が終盤に向かう中、府中市選挙区の甲田直己都議候補=無所属=(日本共産党支援)は市内各所で街頭宣伝に取り組んでいます。
2日には市内のスーパーマーケットを中心に約10カ所で宣伝。日本共産党の原のり子都議も応援にかけつけました。食品などを買いに訪れた人たちが甲田氏の訴えに耳を傾け、ビラを受けとるなどしました。
市内に住む77歳の1人暮らしの女性は、「都知事選では蓮舫さんに入れようと思う」と強調。都議補選についても「『国保税を引き下げる』という甲田さんに入れたい。平和や人権を尊重する都政を実現してほしい」と期待を込めました。
別の70代の女性は都知事選・都議補選ともにこれから投票に行くといいます。都知事選について、「現職の小池百合子都知事に入れる」と話す一方、小池都政が天下りと癒着の「財界ファースト」であると甲田氏がふれていることを耳にし、「蓮舫さんに入れようと思う」と話しました。
甲田氏は、1月に行われた市長選にも立候補。そのときに比べて、今回の都議補選はビラの受け取りがいいと話します。都市開発に集中する小池都政によって、「多摩格差は一向に解消されていない」とし、都営住宅の新設などを訴え。自民党市議が3人辞職した官製談合事件の究明の先頭に立ってきたとし、「樹木を伐採して再開発を繰り返す『財界ファースト』の小池都政を終わらせよう」と強調しました。
原都議は「自民党の裏金政治と談合の不正を許さない甲田さんを都政へ送ってほしい」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2024年7月4日付より)