小池氏「裏金・緑の破壊許さず」 中野
小池書記局長は5日、東京都中野区で街頭演説し、知事選での蓮舫候補と都議補選での共産党候補を必ず勝利させようと訴えました。長沢和彦都議補選候補がマイクを握りました。
小池氏は、最大の争点である神宮外苑再開発問題をめぐり、都の幹部14人が外苑の開発を行う三井不動産グループに天下りしていると告発。また、同計画は、自民党の森喜朗元首相が萩生田光一都連会長にもちかけて始まったものだと指摘し、「森氏といえば元祖裏金。萩生田氏といえばミスター裏金。裏金議員が都民の財産を食い物にして緑を破壊しようとしている。許されないことだ」と語り、蓮舫知事誕生と共産党都議団の議席増で計画にストップをかけようとよびかけました。
小池氏は、小池都知事が知事選のテレビ討論会に1度出席しただけで公務を理由に拒絶し続けていることを批判。「討論会にでて都民にきちんと説明する。これは民主主義の最低限の責任だ」「夜8時や9時を過ぎたら公務なんてない。『ブラックボックスを壊す』と言っていたのに、自分がブラックボックスの中に閉じこもっているではないか」と述べると、聴衆から大きな拍手が起こりました。
長沢候補は「知事選と都議補選で市民と野党の力がいかんなく発揮されている」と述べ、蓮舫知事候補と自身を「何としても勝たせてほしい」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2024年7月6日付より)