共闘発展が政治変える力

都知事選受け 革新都政の会が声明

 革新都政をつくる会は10日、東京都知事選の結果を受けて、蓮舫氏の当選へ支援をした全国・全都の団体・地域・市民に感謝を述べるとともに、市民と野党の共闘の発展が東京と日本の政治を変えるうえで大きな力になるとの声明を発表しました。

 声明は、今回の都知事選は自民党政権の行き詰まりのもとで、都民生活をどう守るのか、小池百合子知事の8年の都政運営を厳しく総括、検証する歴史的な意味をもつ選挙だったと指摘。しかし、小池知事は論戦を避け、石丸伸二候補も小池都政を問うことはなかったと批判しました。

 声明は、蓮舫候補が、都民がボトムアップでつくり上げた「要求と政策提案」に盛り込まれた公契約条例の制定などの具体的政策提案を訴えて、多くの有権者の支持と共感を広げたと強調。市民と野党の共闘が広がり、「全都いっせい宣伝」や「ひとり街宣」などがかつてない規模とスピードで取り組まれたと指摘しました。

 同会は「結果は及ばなかったが、選挙戦で実証された市民と野党の共闘は『新たな民主主義の動き』であり、その発展は今後の東京と日本の政治を変えていくうえで大きな力になる」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2024年7月13日付より)

タイトルとURLをコピーしました