総選挙の躍進で都議選勝利の流れを

 総選挙と来年の東京都議会議員選挙での日本共産党の躍進にむけ、田村智子委員長を迎えての街頭宣伝が21日、江戸川区内で開かれました。田村氏は、「東京の躍進で全国の躍進を勝ち取ろう」と訴えました。

 会場の船堀駅前には数百人が集結。気温32度の炎天の天気同様、熱気あふれる街頭演説会となりました。

 同区選出の原純子都議があいさつし、水道料金を払えない都民に機械的に給水を止める冷たい小池百合子都政を変えなければいけないと強調。「19人の野党第1党の共産党都議団はさらにパワーアップする決意です。私は2期目にのぞみます。引き続き都政に送ってください」と支援をよびかけました。

 マイクを握った田村氏は、東京都知事選の結果について、市民と野党の共闘候補である蓮舫氏勝利のため、「多くの人が自分の選挙としてたたかい、ひとり街宣を行い有権者との対話が生まれました」と指摘。「民主主義を発展させるものになり、これをこれからの選挙に生かしたい」「都知事選で掲げた政策はこれで終わりではありません。要求運動を起こすことをよびかけます」と語りました。

 田村氏は、総選挙、都議選、参院選と、これから1年は大きな選挙がつづく可能性があり、「政治を変える大きなチャンスとなります」と指摘。「自民党政治を終わらせ、新しい政治を築こう」とよびかけ、くらしと経済、平和・外交、ジェンダー平等など各分野での「日本共産党の改革ビジョン」について縦横に語りました。

 田村智子参院議員の秘書を務めた経験をもつ原都議と田村氏による「タムじゅんひしょひしょ話」コーナーでは、国会議員活動中の裏話が披露されました。各団体へのあいさつで、田村氏が歌をうたい参加者の注目をあびたエピソードなどが紹介されました。

 街頭宣伝後、田村氏は入党懇談会に参加し、「心からの入党をよびかけます」と訴えました。3人が入党を決意しました。

(しんぶん赤旗2024年7月22日付より)

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