蓮舫さんバッシングはモノ言う女性への攻撃

市民連合緊急街宣 東京・新宿

 東京都知事選挙を市民と野党の共闘候補としてたたかった蓮舫元参院議員が、ネットやマスコミで激しいバッシングを浴びせられていることを受けて、市民連合は21日、東京・新宿駅前で「女たちは黙らないよ!with R」と題した緊急行動に取り組みました。猛暑の中、「蓮舫さんへのバッシングはモノ言う全ての女性たちに対する攻撃だ」との市民の訴えが、街行く人の注目を集めました。

 東京都調布市の参加者は、蓮舫さんに対して政策への批判はほとんど寄せられていないのに、「性格がきつい」などの誹謗(ひぼう)中傷ばかり浴びせられていると強調。「私たちの子や孫が自由に生きていける社会をともにつくろう」と訴えました。

 市民連合フェミブリッジアクション事務局の西山千恵子さんは、「モノ言う女性に対する攻撃は今に始まったことではない。女性たちの連帯が今こそ必要だ」と語りました。

 虐待や性搾取に遭った少女らを支援する一般社団法人Colabo(コラボ)の細金和子理事は「蓮舫さんは女性たちの新たなロールモデルになってくれた。差別のない社会のために連帯して頑張りたい」と語りました。

 日本共産党の吉良よし子参院議員は「蓮舫さんへのバッシングを通じてミソジニー(女性嫌悪)が改めて可視化された。一人ひとりが不公正な政治を批判するのは当然のことだ。黙らない民主主義を始めていこう」と訴えました。

 日本共産党の小池晃書記局長が参加しました。

(しんぶん赤旗2024年7月22日付より)

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