党都議団新役員 知事にあいさつ
日本共産党東京都議団(19人)は2日、新役員就任のあいさつを小池百合子知事に行いました。
大山とも子団長は新役員を紹介し「引き続き、都政のチェック機能の役割を果たし、条例・政策提案も重視する」と表明。小池知事が7月の知事選で掲げた公約には、党都議団が求めてきた政策と一致する内容もあるとして、「都民の願いに応えるものとなるよう具体的提案も含め実現に力を尽くす」と述べました。
和泉なおみ幹事長は「物価高騰で都民の暮らし、中小企業の営業はかつてないほど厳しい」と強調。上下水道料金減免の拡充やLPガス緊急対策、学校給食の全額補助など補正予算を編成するよう求めました。
新型コロナウイルスが5類移行後も感染拡大する中、都が医療・保健所体制を強化しないままコロナ対策を打ち切ったと指摘。「地方自治の本旨に沿って都民の命、暮らしを守り抜く都政に、引き続き全力で取り組む」と語りました。
和泉氏は、知事選を通じて神宮外苑再開発や、都庁舎などを映像で照らすプロジェクションマッピング、中学校英語スピーキングテスト、築地市場跡地再開発に都民の批判が広がったとして、「都政の重大問題として引き続き重視する」と表明しました。
小池知事が公約で、シルバーパスの改善や学童保育の待機児解消、非正規雇用の処遇改善など党都議団が求めてきた政策を掲げたことは重要だとして「実現に向け大いに議論しよう。ぜひ答弁に立ってほしい」と求めました。
小池知事は「都民に納得、満足いただける都政を進める」と答えました。
(「しんぶん赤旗」2024年8月3日付より)