北区 宮本徹衆院議員ら訴え
日本共産党の宮本徹衆院議員は2日、田原聖子東京12区国民運動部長、せいの恵子都議予定候補とともに、北区王子駅前で宣伝し、来るべき総選挙、都議会議員選挙での党の躍進を訴えました。
宮本氏は、自民党国会議員から次から次へと出てくる、政治とカネの問題を一掃し、クリーンな政治を取り戻すためにも、次の総選挙で自民党の議員は「どこの選挙区からもおさらばしてもらいましょう」と、まず始めに訴えました。
そして、「今、政治が一番やらなければならないことは、何と言ってもこの物価高騰の中、しっかりと国民の暮らしを守る、国民の暮らしを支える、このことだ」と指摘。「年金に税金を投入して、誰もが安心して暮らせる最低保障年金制度」へと力を合わせて変えていこうと呼びかけました。
今年、早稲田大学理工学部の授業料が13万円、法学部でも10万円近く上がり、東京大学をはじめ15の国立大学が10万円の大学授業料の値上げを検討していることを紹介。岸田首相は「防衛省予算を(GDP比で)1%から3%にすることをめざす」と言っていることにふれ、「倍増すべきは、誰もがひとしく学べるようにするために、教育予算こそ倍増すべき」だと主張しました。
また、日本共産党の国会の取り組みで、ハローワーク窓口の非正規職員(2万人)の常勤化をめざすことが実現したと紹介し、「日本共産党の衆院の議席は10しかありません」「しかし、この議席は、国民の多くの皆さんの願いを背負って、ブレずに戦い続ける議席です」「この議席を大きくすることこそ、自民党政治を終わらせ、新しい政治のもとで国民の暮らしを本当に豊かにする、おかしな制度を改善していく一番の力になります」と訴え、「ご一緒に政治を変える絶好の季節が巡ってきました、力を合わせてまいりましょう」と呼びかけました。
東京12区予定候補の田原氏は「自公政権は成長と分配の好循環、賃金と物価の好循環と言います。しかし、好循環なのは大企業だけ」と指摘し、「自民党政治に代わる新しい政治に変える絶好のチャンスを迎えています。市民と野党の共同で自民党政治を終わらせましょう」と訴えました。
さきの都議補選をたたかった、せいの氏は、来年の都議会議員選挙に向けて、若者支援、高齢者支援、ジェンダー平等、住民本位の街づくり、平和と環境の5つの課題に取り組み、市民と野党の共闘で自民党政治を終わらせるため、力を合わせて変えていく、何としても、そねはじめ都議からバトンタッチさせてほしいと決意をのべました。
街頭演説は東京都委員会のYouTubeチャンネルからライブ中継され、現在も同チャンネルからご覧になれます。