東京・新宿 共闘バッシングに抗議
7月の東京都知事選後、候補者として奮闘した蓮舫・前参院議員や、市民と野党の共闘へのバッシングが続いているのに対して9日、「私たちは黙らないよ!」と訴える行動が東京・JR新宿駅東南口で取り組まれました。
主催者あいさつした宇都宮健児弁護士は、「市民と野党で候補者選定を進め、蓮舫さんが立候補を決断してくれた。バッシングをはね返し、次の戦いへ結束しよう」と呼びかけました。
「Change都政・市民プロジェクト」の西山千恵子共同代表は「蓮舫さんへの民族差別、女性蔑視のバッシングが行われている」と批判。フェミブリッジの菱山南帆子さんは「税金で大量のミサイルを買い憲法を変える政治ではなく、命と暮らし、防災にお金を使う政治へ、共闘で勝とう」と訴えました。
「革新都政をつくる会」の井澤智・代表世話人(東京地評事務局長)は「蓮舫さんは、公契約条例や都の非正規職員の正規化など労働組合の要求を受け止めてくれた。総選挙や都議選へ、都知事選の戦いを数倍にしよう」と述べ、市民連合の高田健さんは「3千人が立った『ひとり街宣』などの力をさらに大きくし、市民と野党の団結も強め、今度は負けない戦いを」と語りました。
野党各党・会派の代表も訴えました。日本共産党の山添拓参院議員は「金権腐敗、憲法改悪の自民党政治に、黙ってはいられない」と表明。立憲民主党の吉田晴美衆院議員、社民党の大椿裕子参院議員、新社会党の福田光一都本部委員長、都議会会派「ミライ会議」の森愛都議、緑の党の漢人明子都議も発言しました。
(「しんぶん赤旗」2024年8月11日付より)