共産党の提案語ろう 都委が総選挙候補者会議

日本共産党東京都委員会は9日、第2回総選挙候補者会議を都内で開き、総選挙勝利に向けた演説と候補者活動、党づくりについて交流しました。

衆院東京比例候補でもある田村智子党委員長があいさつ。岸田文雄首相の退陣について「共産党と『しんぶん赤旗』の追及で自民党を追い込んだことを確信にし、元気に訴える党の姿を示そう」と強調しました。自民党総裁選の動きに触れ「裏金議員を免罪し国民の目をそらそうとするものだ」と批判し、「裏金問題をどうするのか、米不足や物価高騰から暮らしをどう守るのか国会で徹底的な議論を求めていく」と述べました。

自身の街頭トークの経験も紹介しながら「自民党が政治をどうするか語れない中、自民党政治を大本から変える共産党の役割、労働時間を削減し人間の自由を拡大する共産主義本来の立場、東アジアで平和外交を進める党の提案を語ろう」と呼びかけました。

田辺良彦都委員長が報告し「総選挙では東京で比例100万票、得票率15%以上の実現と党躍進を最優先の課題として力を集中する。来年の都議選・参院選での勝利をも切り拓くたたかいだ」と強調。
「小選挙区候補が比例での躍進とともに、自らの議席獲得を訴える政治的な迫力が、比例でも党の勢いを左右する」として、比例・小選挙区候補が①全有権者規模の宣伝②SNSでの発信③党勢の上げ潮をつくる―取組の先頭に立つことを提起しました。

「共産党が伸びたら政治がどうなるか、非正規雇用の待遇改善など現職としての実績を街頭で語っている」(宮本徹衆院議員・東京比例・20区候補)など18人の候補者全員が発言しました。

(しんぶん赤旗2024年9月11日付より)

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