利島村 笹岡村議が都に要請
日本共産党の笹岡寿一・東京都利島(としま)村議は19日、島外の医療機関を受診する際の助成や、利島港の迅速な改修工事などを行うよう小池百合子知事宛に要請しました。白石たみお、藤田りょうこ両都議が同席しました。
笹岡氏は「党外医療機関を受診する費用の負担軽減は村民の願いだ」と述べ、都の支援を訴えました。利島村で孤独死した高齢者らの事例を示し、高齢者が安心して暮らせる施設整備に支援するよう求めました。
都福祉局の担当者は施設整備について「補助制度があるので活用してほしい」と答えました。
笹岡氏はまた、利島村の名物のツバキ林が放置され、やぶのような状態になっていると訴え、つばき油産業への支援や製油工場の早期建設への支援を求めました。
都産業労働局の担当者は「草刈りなどへの支援制度がある」「つばき油は利島の重要な基幹産業と認識している」と答えました。
笹岡氏は「ぜひ都の担当者に利島の現地を見てほしい」と訴え、住み続けられる利島のため都の支援を求めました。
(「しんぶん赤旗」2024年9月28日付より)