視覚障害者に安心を 党後援会 日曜版見本紙配り宣伝

伊藤比例候補が共産党支持訴え 東京・新宿

日本共産党全国視覚障害者講演会のメンバーとともに訴える伊藤和子氏(左から2人目)と藤原たけき氏(右端)=29日、東京都新宿区

 日本共産党全都視覚障害者後援会は29日、総選挙で日本共産党を躍進させようと東京都新宿区のJR高田馬場駅前で、「しんぶん赤旗」日曜版の見本紙を配りながら宣伝しました。伊藤和子衆院東京比例候補と藤原たけき新宿区議が参加しました。

 雨が降るなか、参加者は裏金スクープを報じる日曜版や点字「しんぶん赤旗」、「声の日曜版」を紹介する大型プラスターを手に道行く人に「『しんぶん赤旗』を読んでみてください」と訴えました。

 伊藤候補は、裏金を受け取った議員を調査せず、総裁選候補者全員が憲法改定を唱える自民党政治を批判。「貧富の格差のない平和な社会を築きたい」と共産党への支持を呼びかけました。

 宣伝に参加した弱視の薄井忠さん(49)=台東区=は自民党政治を変えれば、自治体への補助金が増えて視覚障害のある人が暮らしやすい社会になると希望を持ちます。

 視力は、昼間なら前に人が立っていることが分かる程度。夕方以降は街灯がないとほぼ見えないといいます。

 「街灯があれば安心だけど、まだまだ少ない。ホームドアがない駅のホームで3、4回落ちたこともある。共産党が、もっと勢いを付けて自民党を追いつめてほしい。自分も、できることを続けたい」

(「しんぶん赤旗」2024年9月30日付より)

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