総選挙 #訴えから 政治のゆがみ正す党を

東京比例・20区重複 宮本徹候補

 日本共産党の宮本徹衆院議員(衆院東京比例候補・20区重復)の演説の抜粋を紹介します。

 自民党の総裁選で石破茂さんが新しい総裁になりました。臨時国会で早期に衆議院を解散することを表明されました。私の任期はまだ1年あるはずなんですけれども。

 私たち共産党は、石破さんが何をやるのか、ということをしっかり国会で示すべきだと考えます。予算委員会を含めて議論して、堂々と選挙で信を問うべきだ、と求めています。ちゃんとした予算委員会もやらずに、自民党の総裁選でメディアジャックした勢いで、そのまま解散というのは、いかがなものか。

 共産党は、1カ月程度の国会が必要だということを訴えています。能登半島の豪雨被害もあります。補正予算をしっかり組んでから信を問うべきだ、ということを強く求めていきたい。

 今度の総選挙、私は何よりも国民の暮らしに寄り添う政治へ大本から方向を変えなければいけません。今回の裏金事件で、多くの方が感じたと思うんです。自民党の議員のみなさんは、たくさんのパーティー券を企業の方々に買ってもらっている。それを自分たちのさまざまな飲み食いなどに使っていた。政治家のみなさんがお金を企業に依拠していくということは、結局、政治の姿勢が国民の側ではなくて、パーティー券を買ってくれる大企業の側に、たくさん献金をくれる企業の側に向いてしまうということだと思うんです。

 実際、この間、国民負担率はどんどん上がっています。消費税は何回も増税され、インボイスも始まり、社会保険料もさまざま上がり続けている。ところが、自民党のパーティー券を買ってあげたり、自民党に献金したりしている大企業のみなさんの税負担だけは、どんどん下がり続けています。

 企業献金・パーティー券がもたらしている政治のゆがみを正し、国民の暮らしの側にしっかり目を向けた政治に切り替えていきたい。(9月28日、東京都清瀬市)

(しんぶん赤旗2024年10月1日付より)

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