29日告示された東京都昭島市長選で、弁護士で「対話でつながるみんなの昭島」の田所良平氏(44)=無所属新、日本共産党などが支援=は、「水と緑、人にやさしい昭島をつくる」と第一声をあげました。
田所氏は、同市で進行中の巨大物流・データセンターが完成すれば、毎日大量の大型トラックが通行し、周囲の小中学校の子どもたちが危険にさらされると強調。「小学生の子どもを持つ父親として許せない。市民の声を事業者に伝え、計画の縮小・撤回を求める」と訴えました。
また、市民との対話を重視し、子どもたちと一緒に子どもの権利条例をつくると表明。市のため込み金を生かし、学校設備の更新などを進めると語りました。
第一声に駆けつけた宇都宮健児元日弁連会長は「全国の生活保護水準引き下げ違憲訴訟で次々と全面勝訴が出ている。東京の事務局長は田所氏。市長になれば市民のいのちと暮らしを守る市政へと変えてくれる」と語りました。
日本共産党、立憲民主党、緑の党の各議員、岸本聡子杉並区長らが田所氏を応援しました。
市長選は田所氏と現職の争いです。
(しんぶん赤旗2024年10月1日付より)