総選挙 比例を広げに広げて

東京 4比例候補

 比例東京ブロックの候補者は15日朝、そろって東京豊島区の池袋駅前で第一声を上げました。

宮本徹候補(東京20区重複)

 宮本候補は「国会議員を10年やってきた。世論を背にした同リアル提案は必ず政治を動かしていく。これは確信だ」と語りました。
 共産党が最低賃金の1500円への早期引き上げを求め、ついに石破首相も2020年代の引き上げを目標に掲げるに至ったことに言及。また、ハローワークの非正規労働者の一部常勤化を実現させた経験も語り、「共産党いが伸びれば、日本社会はもっと良くなっていく」と述べて支持を訴えました。

谷川智行候補(東京4区重複)

 谷川候補は、日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞決定について「心から皆さんと喜び合いたい」としつつ、石破茂首相について「被爆者の願いに背き、核抑止を強化しようとしている」と批判しました。
 また長崎出身で、原爆症認定訴訟医師団の一人として活動してきたを紹介。「被爆者の生きざまに学んできた。私を国会に送り、『核兵器禁止条約批准を』の論戦をさせていただきたい」と訴えました。

坂井和歌子候補

 坂井候補は、自民党の裏金政治が「本来の政治のあり方を大きくゆがめてしまった」と指摘しました。「選挙権を持たない企業からのカネが政治をゆがめるのは、国民主権の侵害だ」
 また、「財界中心の政治は終わりにしよう。若くても高齢でも、子どもが何人いてもいなくても、パートナーがいてもいなくても、『あなたの抱える困難は何ですか』と一人ひとりの生活に寄り添う政治を実現しよう」とも呼びかけました。

伊藤和子候補

 伊藤候補は「名前はアイデンティティー。夫婦別姓を求める声は大きくなったのに、自民党が『家族が崩れる』などと言い、実現しない。総裁選で『やる』と言った石破茂氏も、首相になると従来答弁の繰り返し。がっかりだ」と語りました。
 また、ハンセン病元患者について「幼い子でも親から離され、家族との唯一のつながりである名前を奪われ、隔離された。その悲しみと無念を私は心に抱いていこうと思う」とも述べました。

(「しんぶん赤旗」2024年10月16日付より)

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