東京・大田 小池書記局長が演説
総選挙(27日投票)公示日を翌日に控えた14日、日本共産党は小池晃書記局長を弁士に迎えた街頭演説会を東京大田区・蒲田駅前で行いました。小池氏は、総選挙の論戦で、「現役世代との負担の公平」を口実に、高齢者の医療費負担率を引き上げる議論がなされ、日本維新の会などは「75歳以上は窓口負担を原則3割にする」ことを選挙公約にしていると指摘。「共産党は断固反対だ。そもそも、世代間で対立させる議論が根本的に間違いだ」と厳しく批判しました。
小池氏は、「高齢者はさまざまな疾患を抱えており、病院への受診率が高く、必要な医療費が高くなるのは当然だ。だから75歳以上の高齢者の医療費窓口負担率は低くして、はじめて現役世代と『公平』になる」と指摘。「医療、年金、介護というのは、老いも若きもそのくらしを国が責任をもって支える制度だ」「財源が必要だというのなら43兆円の軍事費を削ればいいではないか」と訴えると「そうだ」の声と大きな拍手がおきました。
谷川智行・東京ブロック比例候補(東京4区重複)は、若者の負担軽減のため高齢者に死んでもらうという政治家がいるとして「そのような人は政治を語る資格はない」と断じました。
街頭宣伝には和田正子・東京26区候補もマイクを握り党の躍進を訴えました。
(「しんぶん赤旗」2024年10月16日付より)