谷川比例候補─共産党躍進訴え
日本共産党の谷川智行・衆院東京比例候補(東京4区重複)は18日、東京都武蔵野、あきる野両市で街頭演説し、「国民には負担増、自分たちは裏金に無反省という腐った自民党政治を変えよう。金で動く政治をやめ、暮らしを守る政治にするため、比例代表で共産党を伸ばしてほしい」と呼びかけました。
谷川氏は武蔵野市で樋口まこと東京18区候補と演説。通りかかった学生や、商品配送用台車を押した男性らが両氏に手を振って行く姿が見られました。あきる野市では池田公三東京25区候補とともに訴えました。
谷川氏は「働く人の賃金を上げ、社会保障を充実させてこそ、日本の経済もよくなる」と強調。大企業の巨額の内部留保に課税し、最低賃金時給1500円や社会保障充実を実現する共産党の提案を示しました。
自民・公明・維新・国民民主など各党から「現役世代の負担減のため高齢者の負担増を」「尊厳死法制化を」などの発言が相次いでいることに触れ、「高齢者と現役世代との対立をあおり『高齢者は早く死ね』と言わんばかりの政治を許すわけにはいかない」厳しく批判。
医療現場で25年間働き、高齢者が年金を減らされ通院も困難になった姿を見てきたと紹介し、「日本のGDP比の社会保障公費支出は先進国で最低水準。若者も高齢者も安心できる社会保障を」と訴えました。
訴えを聞いた武蔵野市の助成(72)は「日雇い炉移動で苦労していた母から『共産党は困っている人たちの見方』だと聞いてきた。自民党はだめだ」と話していました。
(「しんぶん赤旗」2024年10月19日付より)