戦争ノー 改憲勢力少数に

国会前 「総がかり」が19日行動

総選挙で自民党政治を終わらせようと取り組まれた「19日行動」。あいさつするのは吉良氏=19日、衆院第2議員会館前

 「戦争への道NO!総選挙勝利!theEND自民党政治!」と題して「19日行動」が19日、衆院第2議員会館前を中心に行われました。主催は総がかり行動実行委員会、9条改憲NO!全国市民アクション。27日投票の総選挙で改憲勢力を少数に追い込み、憲法に基づく政治の実現を求めて900人(主催者発表)が「戦争反対」「政治を変えよう」とコールしました。

 主催者あいさつした憲法共同センターの秋山正臣共同代表は「総選挙は自民党政治を終わらせる絶好のチャンス。裏金議員に対する審判を下し、立憲主義を守り、戦争をさせないため自民党政治を終わらせよう」と強調。日本被団協のノーベル平和賞受賞決定に触れ「被爆国として世界に向かって堂々と核兵器なくせの声をあげる政府をつくろう」と呼びかけました。

 市民がスピーチ。改憲問題対策法律家6団体連絡会の大江京子事務局長は、石破茂首相が岸田政権の大軍拡路線継承にとどまらず、米軍との核兵器共有や「アジア版NATO(北大西洋条約機構)」創設などをもくろむ危険極まりない人物だと指摘し「総選挙でこんな政治を変えよう」と力を込めました。

 日本共産党の吉良よし子参院議員は「一人ひとりの尊厳が大切にされ、平和な未来を子どもたちに手渡していける政治をつくるため、日本共産党もみなさんとともに手をつないで頑張りぬく」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2024年10月20日付より)

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