外苑の緑 選挙で守る

谷川候補、山添政策委員長と訴え

明治神宮外苑(東京都港区・新宿区)の木を切り超高層ビルを建てる再開発計画について、日本共産党の衆院東京比例・4区候補の谷川智行氏は24日、山添拓党政策委員長とともにイチョウ並木の前で宣伝しました。「文科省の権限で計画は止められる。外苑の緑を守るために共産党を伸ばしてほしい」と訴えました。

三井不動産などが提案する外苑再開発をめぐり、ユネスコの諮問機関・イコモスは昨年9月、「神宮外苑は世界の公園の歴史においても例のない文化的資産」だとして都などに再開発の中止を要請しました。
ところが今月21日、事業者の樹木保全「見直し」案を都は追認、事業者は月内にも樹木の伐採を始めるとしています。
山添氏は、開発計画の初期から自民党の森喜朗氏や萩生田光一氏が関わっていたことに触れ、「裏金や統一協会にまみれた政治、少数の大企業のもうけを優先する政治を変えよう。あなたの一票を使い共産党を伸ばしてほしい」と話しました。
話を聞いていた、近くに住む中学生は「伐採までの経緯が分かりやすかった。投票権はまだないけれど、投票で政治は変えられると思っている」と話しました。

(しんぶん赤旗2024年10月25日付より)

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