都教委
東京都教育委員会は24日の定例会で、都立高校夜間定時制7校の募集停止を決めました。
立川高校夜間定時制を2024年度入学までで募集停止、小山台、桜町、大山、葛飾商業(普通科、商業科)、蔵前工科、北豊島工科各校の夜間定時制を25年度までで募集停止予定としました。
募集停止方針を示した都教委の「チャレンジサポートプラン」案には、子どもや保護者、学校関係者ら357件の意見が出され、夜間定時制に関する三十数件の意見の大半は募集停止に反対する内容でした。
立川・小山台定時制の廃校に反対する会と立川高校定時制同窓会が、7校の募集停止計画撤回を求める請願署名計2万2000筆を提出しました。
三つの会は、募集停止決定に抗議し撤回を求める声明を発表。「立川定時制は140人が在籍する都内最大規模の人気校」「実際に困難を抱えている生徒を受け入れている夜間定時制こそ、廃校ではなくもっと充実させるべきだ」と訴えています。
日本共産党都議団は9月都議会で、夜間定時制を募集停止しないよう繰り返し求めていました。
(「しんぶん赤旗」2024年10月26日付より)