東京ブロック候補が訴え
宮本候補「国民負担減らせ」
現役世代と高齢者を対立させ社会保障を削ろうとする自民党や維新の会の論調について、宮本徹候補(東京20区重複)は清瀬駅前で「国庫負担を増やせば負担軽減できる」と述べました。
今年の国会で、現役世代の雇用保険料を上げる法案が出た際、宮本氏だけが委員会で反対したと紹介。「現役世代の負担を増やしてきた政党が、選挙では負担軽減を叫ぶ。暮らしを守る確かな力を、国会に送ってください」と話しました。
谷川候補「希望取り戻そう」
谷川智行候補(東京4区重複)は大田区を回り「自公政権に奪われてきた収入、時間、希望、未来を取り戻そう」と呼びかけました。また中小企業や町工場が多い大田区の特徴に触れ、中小・零細企業への直接支援で賃上げを実現する党の政策を紹介。「みなさんを支える道筋を示してきた」と強調しました。
党が長年求めてきた学校給食無償化が、大田区などで昨年実現したとして「国民の願いを届け実現する共産党に票を投じてほしい」と呼びかけました。
坂井候補「給食無償 国政で」
坂井和歌子候補は世田谷区、杉並区などで「物価高騰で米の値段も上がり、暮らしは大変ですよね」と問いかけ、物価を下げる消費税減税を訴えました。
「政治を変える力は主権者国民の声」と強調。共産党が70年以上前から学校給食無償化を求め続け、今年になって都内で無償化が一気に広がったと紹介し「今度は国政で給食無償化、子ども医療費無料化を。議会に声を届ける共産党を伸ばして」と呼びかけました。
伊藤候補「大学学費半額に」
伊藤和子候補は「『奨学金の返済に困っていませんか』とビラを配ると、通り過ぎた女性が戻ってきて、ビラを受け取った。共産党の政策を実現して、彼女に届けたい」と述べました。
自身の19歳の孫が「借用書」を書いて「学費を貸してほしい」と語ったと紹介。「勉強しようとすると『あきらめるか借金をしろ』と言われる。何と貧しい国か。大学授業料半額、入学金ゼロ、給付中心の奨学金創設を。比例で共産党を伸ばしてほしい」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2024年10月26日付より)