区長選 もぎ氏が決意
11月3日告示(10日投票)の東京都荒川区長選に立候補を予定している日本共産党荒川地区委員長で「明るい革新区政をつくる会」の、もぎ正道氏(70)=無所属新、日本共産党推薦=は10月30日、「トップダウンで大型開発優先、区民生活後回しの西川前区政から、『タワーマンションより福祉』の人にやさしい区政に転換する」と語りました。
もぎ氏は、現在の区政は事実上オール与党で駅前再開発やタワーマンション建設を進める一方で、区民の暮らしが置き去りになっていると批判。大型開発をやめ、500億円を超える区のため込み金の一部を活用し、学用品への補助、防災支援、23区で最も高い介護保険料の負担軽減、コミュニティーバスの復活・改善、物価高騰などで激減した銭湯への支援など暮らしや福祉への支援を行うと語りました。
もぎ氏は「区として責任を持ち、子育てや福祉、生活支援へ公的支出を増やす」と訴えました。
区長選は現職の区長が引退を表明し、自民党区議や都民ファーストの会の前都議、諸派の区議などの新人が立候補を表明しています。
(「しんぶん赤旗」2024年11月2日付より)