党都委 大つき候補 学校問題語る
日本共産党東京都委員会がYouTubeで配信する動画番組「JCPTOKYO+」に、大つきかおり東京都議候補が出演し、「皆さんの声が生き、希望の持てる政治を実現するために頑張る」と語っています。番組では吉良よし子参院議員や坂井和歌子都委員会副委員長が、各回の出演者とトーク。2025年夏の都議選に向け、今後も順次、都議候補が出演する見込みです。
大つき氏の回は9日に配信。27歳から今年6月まで江東区議を務めた経験を振り返り、シングルマザーから「出勤時間が小学生の子どもの投稿時間より早いので、子どもを家に残していくのが心配だ」という相談があったことや、早く投稿した子どもが校門の前で開くのを待っていることを紹介。学校の責任にせず、他の自治体が行っている地域の人たちの協力による校庭の開放や朝の学童保育の取り組みを行うよう区に求めてきました。
区は研究するという答弁にとどまったものの、都が「朝の見守り」事業を検討すると言ったことで、実現の可能性が出てきたと説明。吉良氏は「江東区でこの問題を初めて取り上げたのが大つきさん。都が事業化を検討する中で、大つきさんが都議会に行って全都で朝の子どもの居場所づくりをしてほしいですね」と話しました。
大つき氏は、都の約26億円の巨大噴水計画は、稼ぐ東京をつくり、臨海部の大型開発をするために巨額のお金をつぎ込み、カジノ誘致にもつながる問題だと批判。江東区はカジノ誘致の候補に挙がっており、「都議会でも追及したい」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2024年11月20日付より)