全ての世代に安心を─東京・国立市長選

はまさき候補 第一声

訴える、はまさき真也市長候補=8日、東京都国立市

 東京都国立市長選(15日投開票)が告示された8日、元国土交通省職員の、はまさき真也候補(40)=無所属新、日本共産党・社民党・生活者ネットなど支援=が第一声を上げました。

 まさき氏は、国立市が「文教都市」を掲げているのに、現市政の教育費率が多摩地域で下位、学校給食無償化も遅すぎるとして、「子ども置き去りの市政は許せない」と批判。子育て施策充実など現役世代の支援が市税収を増やし「高齢者・障害者を含め全世代の安全・安心につながる」と強調しました。

 個別店舗の支援などで地域経済を支えるまちづくり、景観を守り、PFAS(有機フッ素化合物)対策を進める政策を掲げました。

 市民が「子育て・教育を支援する、はまさきさんを市長に」「病気を持つ人や障害者らを地域全体で支える市政に」と応援の訴え。

 共産党の宮本徹前衆院議員は「現市政は物価高から暮らしを守る自治体の役割を果たしていない」と批判し、現市政が子ども食堂補助拡充の終了や、国民健康保険の法定外繰入れ削減など市民負担増を検討していると告発。「開発優先の市政から、市民の声を聞く姿勢に転換する、はまさきさんを支援し頑張る」と語りました。

 はまさき氏を支援する各党・無所属の議員も紹介されました。

 谷保駅前で娘とともに訴えを聞いた女性(50)は「国立市は文教都市と言いながら、トイレなど学校の古い施設の改善や、障害児の居場所づくりを訴えても、聴いてもらえなった。人を大切にする姿勢を訴える、はまさきさんに期待する」と語りました。

(「しんぶん赤旗」2024年12月10日付より)

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